会長挨拶

ようこそ公益財団法人新潟県消防協会のホームページへ

 

この度、公益財団法人新潟県消防協会会長に就任しました 鈴木 守 です。

二期目となりますが、再度選任されたということで、その重責に改めて身の引き締まる思いであります。

当協会は、県内30消防団の団員34,335人及び19消防本部の職員3,288人、合わせて37,623人の会員(令和3年10月1日現在)で構成されており、消防防災思想を普及し、消防技術の向上と消防活動の強化を図るとともに消防団等の活性化に取り組んでおります。

そのために、消防大会や消防殉職者慰霊祭、女性消防団員活性化大会、消防功労者表彰、防火啓発及び消防研修事業などの公益事業を行っております。

しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大のため、令和2年度、3年度は多くの事業が中止とせざるを得ませんでした。

また、新潟県の消防団員数は、全国二番目の規模を誇っておりますが、消防団を取り巻く環境は厳しく、消防団員の減少・高齢化等の問題を抱えております。

消防団員の皆様は、「自分たちの地域は自分たちで守る」という高い意識のもとに、火災に限らず地震や風水害等の災害現場にも急行し、昼夜を問わず救援・救護活動にあたっています。

平成25年には、「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」が制定され、消防団が地域防災力の中核として欠くことのできない存在であることが明記されました。また、令和4年1月には、消防庁から「地域防災力の中核となる消防団の充実強化について」文書が発出されました。

消防団を取り巻く環境は厳しいものが続きますが、改めて、地域防災活動を担う消防団の充実強化に向けた取組を行っていく必要があると思っております。

これまで以上に消防団等へのご理解とご協力をいただければ幸いであります。

公益財団法人新潟県消防協会

会 長  鈴木 守